昨年9月に、果汁協会にて「原料用果汁の適正な保管温度と省エネ」と題して研究発表を行ないました。いままで、オレンジ原料果汁(COJ)の凍結温度に関しての納得できるデータがなかっとことがそもそものはじまりです。以前から関心のある、粘度の測定において、温度は重要なパラメータのひとつです。当然、凍結してしまえばポンプによる"移送"ができなくなります。冷蔵タンカーによるバルク輸送に依存する当社にとってこれは大きな問題です。凍結しないまでも、温度を低下させるとそれにつれ粘度が急上昇し、移送効率が低下してくるでしょう。
一方、微生物を含む、衛生面からはできるだけ低い温度に保管した方が安心といえます。ただやみくもに保管温度を低くすればよいのでしょうか? 2011年は大災害に見舞われました。ここでは、"省エネ"についても真剣な対応が求められました。 世界的にはCO2増加による温暖化対策も喫緊の課題です。もわれわれが扱っている濃縮原料果汁の世界でも安全・安心と省エネをバランスさせることが必要と考え研究をまとめた次第です。
これを国内だけでなく"Fruit Processing"誌を通じ世界にも発信しました。 (赤羽)
