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ドラムをトラックに積込む際大活躍するのがジョロダーです。ジョロダーはこの搬送システムを開発した英国の物流システム会社Joloda社の名前がそのまま製品の名前となったようです。通常トラックの床には手前から奥に4本の溝がありこの溝に入る2本のジョロダーを装備しています。ジョロダーはレバー操作で床面より少し持ち上げることのできるローラーベアリング付台車で、これにドラムを載せると簡単に奥に移動することができます。しかし4本の溝に対して2本のジョロダーですのでジョロダーを溝から溝へ入れ替える手間がかかりました。またジョロダーの構造上手前に戻ってくるまでドラムを荷台に載せることができずリフト作業者は待たなければなりませんでした。これらを解決するためジョロダーを1セット(2本)購入し積込作業時に運転手さん達に使ってもらうようにしました。4本ジョロダーで入替の手間と戻ってくるまでの待ち時間が少なくなり積込時間短縮につながりました。以前はジョロダーの無いトラックも来たこともありましたが今ではほとんどの車両に装備され必需品となっています。

ジョロダー写真.JPG

2009年10月8日、大型台風18号が愛知県を直撃しました。NJTも大きな被害を受けました。

ちょうど1年経った今月、新たな気持ちで災害に備えるため、その被害状況を振り返ります。

 

災害当時の被害報告:生産・管理グループ

ドラム充填・出荷関連としては、空ドラム倉庫、内袋保管コンテナ、ドラム冷蔵庫、の3か所に大きな被害がありました。空ドラム倉庫では、保管してあった空ドラム470缶が高潮で倉庫から流出し一部がバックヤードにまで転がっていました。これらのドラムを回収選別し361缶を再洗浄、109缶を廃棄しました。内袋は保管コンテナが水没したため水に浸かった内袋7,200枚を廃棄しました。また、ドラム冷蔵庫に関しては、通路部分に侵入した海水除去作業は終了しましたが、在庫品の置いてある部分に関しては出庫しながら除去作業を進めており今月末までかかる予定です。

散乱したドラム缶.jpg                                                    散乱したドラム缶                        

 

海水除去作業.jpg                                                海水除去作業                     

 

1年も経つと、当時の写真もしみじみと笑って見られるようになりますが、これがもっと甚大な被害だったらそうはいかないでしょう。シャーベット状になって倉庫の床に堆積していた海水を掻き出す作業は、かなり大変でした。

今回は今まで紹介してきたのとは別のドラム充填設備を紹介したいと思います。

当社ではBOXライン(もともとはBOXコンテナ充填用で作られたものをドラム充填にも対応できるようにした)と呼ばれている設備があります。

この設備の特徴として、普段使用しているドラム充填設備(詳しくはバーチャル工場見学を見てください。)が個別のドラムにジュースを充填した後にパレットに移載するのに対し、パレットにドラムを乗せたままジュースの充填を行う点です。

充填口を二つ設けることによりそれを可能にさせています。

前回までにご案内したドラム充填設備の予備ラインとして活躍しています。

 

 

10_7_26ブログ用.jpgのサムネール画像

充填後のドラムの流れについてお話します。
蓋締めが完了した、ドラムは封印をとりつけた後にロボットによって
自動でパレット載せられます。
1パレットには最大、4本のドラムが乗せることが出来ます。

また、1~3本の積載も可能としています。

封印.JPGのサムネール画像

       封印取付

ロボット1.JPGのサムネール画像

ロボットによるパレットへのドラム製品の積載(1)

ロボット2.JPGのサムネール画像

ロボットによるパレットへのドラム製品の積載(2)

入庫.JPGのサムネール画像

パレットに載せられたドラム製品は、フォークリフトによって冷蔵庫へ入庫されます。

 今回は建物外部から建物内部までのドラム缶の流れについてお話します。
まずドラム充填スケジュールに従いきれいに洗浄されたドラム缶が
空ドラム倉庫①に運び込まれます。充填日当日も充填スケジュールで指示
されたドラム缶を外部の空ドラムストックライン②に載せます。建物外部から
内部へ入る際にはエアカーテン付きの二重のシートシャッター③、④を経由
して内部へ入ります。この二重のシートシャッターにはインターロックがかけ
られているため2枚の扉が同時に開くことはなく虫、ホコリなどの内部への

侵入には細心の注意がはらわれています。

 空ドラム倉庫

工務(7月12日)①.png

 空ドラムストックライン

工務(7月12日)②.png

 外部シートシャッター/エアカーテン付き

工務(7月12日)③.png

 内部シートシャッター

工務(7月12日)④.png 

 

 当社で扱っているオレンジ原料果汁の出荷形態にはローリー(バルク輸送)・
ドラム等があり、かつては容積が1m3程度の保冷コンテナ充填もありました。
国内ではドラムでの出荷が主体であり充填したドラム製品の保管冷蔵庫も
備えています。 最近はニッチ市場とは思いますが、ペール缶や18ℓ(1斗缶)
など小型容器への充填設備も導入し(オレンジ以外の原料果汁にも対応)

ました。おおまかな、充填の流れは下図のようになっています。

blog 工務Gr(7月5日) (2).JPGのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像

 

ISO9001(2008)の取得*1はもちろん、品質保持のための設備導入・管理、

工程監視(品質検査)には充分に注意をそそいでいます。

 ドラム充填設備ではロードセル式計量装置を採用し、計量部とその制御部
及びドラム缶の搬送装置をクリーンブース内におさめています。 
万一の異物混入に対しては特殊フィルターを組込み対応しています。
*2  "ドラム充填"作業において必要とされる モノ には、ドラム缶、ライナー
(内袋)、封印ラベルなどの資材と充填されたドラムを載せて保管・搬送する
ためのパレットがあります。 空ドラムとパレットは専用のストッカー(外部)
から搬送ラインをへて供給するようにしています。 外⇒内部への開口部での
虫、ホコリの遮断のため、エアカーテンや二重シャッターなどを装備しています。
ライナーを敷きこんだドラムを計量器に導き、充填を行います。 充填時の
重量などのデータはすべて記録されます。その後フタを閉じてラベルを添付し
封印します。その後自動でパレット上に載荷され冷蔵庫に入庫します。
次回はポイントとなる設備を紹介していきます。                           (赤羽)

  *1 2004年11月取得しました。
  *2 HP内「果汁情報」、 "FCOJフィルタリング W-CELLフィルタの導入"
    をご覧ください。

 

 

 

 濃縮オレンジジュースの物流システムの中でタンクローリーでの配送
を紹介していますが、受入設備が必要となるため特定のお客様に限定
されています。現状ではドラムでの出荷量に比べ、まだ少ないですが
容器や袋の処理が不要であること、またドラムから取り出す手間がかか
らない等の利点もあり、今後この輸送が増えることを期待しています。
 タンクローリーはタンクが50~100mmの保温材で包みこまれてお
り保冷状態で輸送することができます。本州はもちろん九州にまで輸送
しています。さらに、冷凍タンクコンテナを使えば外国に送ることもでき
豊橋から豪州へ再輸出したことがあります。
今回は、LN2受入供給設備を紹介します。
  仕 様 ━  型式 : CE 10,000-M    貯蔵量 : 7,272kg    

  工場裏側に設置の施設        

DSCN2167.JPG

 

          液化窒素受け入れ

DSCN2165.JPG

 

コールドコンバーター(写真①)にて、超低温液化窒素を安定した状態で貯蔵し
所定の圧力で連続的に送出しています。そして、蒸発器(写真②)により
蒸発・気化後、圧力調整装置で調圧され工場内のメインタンク・製品出荷タンク
へ供給しています。

これにより、保管するFCOJ品の品質劣化となる酸化を防止しています。

 

 

 

 

 バーチャル工場見学の中で紹介されているドラムへの充填について
もう少し詳しく説明させていただきます。季節や天候により変わりますが、
毎日500本程度ドラム充填をしています。ラインは4名の作業員が担当し、
空ドラム供給、ドラムへの内袋(ポリエチレン袋)のセット、内袋締め、ドラ
ムフタ締め、冷蔵倉庫への搬入作業等を行っています。
 内袋のセットはブロワーでドラム缶内壁にピッタリくっつくように袋を広げ、

これを2回繰り返し2枚重ねにします。

DSCN2171.JPGのサムネール画像

次に濃縮オレンジジュースの充填と内袋締めをクリーンブースで行います

DSCN2170.JPGのサムネール画像

ドラムのフタを締めて完了

フタ閉め2 (1).JPG

こんにちは ラボGの岩村です。
今回は酸度の測定で使用している自動滴定装置
についてご説明します。弊社ではこの滴定装置を
使用して果汁の酸度(滴定酸度)の測定をおこなっています。
測定方法はpHの終点を設定し、滴定したアルカリ
(1/10N水酸化ナトリウム)の滴定量から酸度(クエン酸換算)
を計算しています。

なお、酸度は品種、産地、収穫時期の違いで差が出ます。

DSC09939.JPGのサムネール画像

          自動滴定装置

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