実験: 2010年8月アーカイブ

今週は市販されているオレンジジュースの精油分をご紹介します。

オレンジの油分の主成分はリモネンで、オレンジジュースの精油分は

以前紹介しました精油分蒸留装置を使って測定します。

今回の測定では果汁100%のものを選びました。

 

精油分の測定結果はこちら

精油分の結果(blog).png

調べたオレンジジュースの精油分は、0.021~0.086  ml/kg の範囲で        分布しており、これらの商品の精油分に統一性は感じられませんでした。
市販されている商品の中には香料が入っており、各メーカーの工夫が      見られました。このためか、今回調べた商品の精油分に統一性が見ら
れなかったのかもしれません。

 

当社で取り扱う濃縮オレンジジュースの精油分は今回調べた商品の精油分と  似ているものもあれば、そうでないものもありました。
当社では検査の一環としてオレンジジュースを試飲していますが、原料      だけでも十分おいしいです。商品をより美味しく風味豊かに仕上げる        ために、各商品には各メーカーの思いが入っており、今回のような結果
をもたらしたと思います。

 

 

 

 

 

 

 

今週は市販オレンジジュースの酸度および糖酸比についてご紹介します。
なお、酸度は滴定酸度(クエン酸換算)で表示しています。
市販品10種類選んで検査した結果です。(図1)

 

市販オレンジジュースの酸度(図1).png

 

酸度は10種類のうち8種類が0.7%台 平均値は0.74%となりました。

次に先週ご報告した糖度と酸度との割合糖酸比についてです。(図2)

市販オレンジジュースの糖酸比(図2).png

糖酸比の範囲で分けると以下のとおりとなります。(図3)

市販オレンジジュース糖酸比分布(図3).png

糖酸比は低いと酸っぱく、高いと甘く感じる傾向にあります。
ご覧のように15.5から16.5のものが多く、特に16付近に集中しています。
NJTで扱うFCOJと似た傾向にもあります。
一般的に糖酸比についてはこのあたりののものが好まれているようです。
ただし糖酸比だけでは味の好みは決められず、精油分、香料など他の要因によっても嗜好は左右されると考えられます。
これらも含めて、嗜好との関連は別の機会にご紹介したいと思います。
さて、次週は精油分の結果についてご紹介します。

今月はオレンジジュース市販品の品質調査結果についてのご紹介です。
今週は市販品をつかったオレンジジュースの糖度をご紹介します。
まず糖度とは屈折糖度計によって示された示度をいいます。
弊社ではこの糖度を屈折糖度計を用いて測定しています。

 

 

今回、測定対象としてスーパーやコンビニ等から12種類のオレンジジュースを
選び測定しました。

糖度の測定結果はこちら↓

 

新しい画像 (6).png 

測定結果として、サンプルによって11Brixを下回るものから、12Brix強のもの
までバラツキはありましたが、全体的にみると、11.5Brix付近のものが多い
結果になりました。
次週は「酸度」と「糖酸比」の検査結果についてご紹介する予定です。

 

こんにちは ラボGの岩村です。

今月はオレンジジュース市販品の品質調査結果についてのご紹介です。

オレンジジュースは甘味(糖度)と酸味(酸度)が基本的な味です。
またその糖度/酸度の糖酸比が味のバランスの指標となります。
他に味に影響与えるものとして精油分などがあります。
これらの品質項目の市販品の測定結果の傾向についてご紹介いたします。

 

次週はまず、糖度の検査結果についてご紹介する予定です。

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